オナ禁1~4日目
つい先日から「オナ禁」を始めた。
男性諸君はご存知だと思うが、知らない乙女たちには事の詳細と私の連絡先を教えたいと思う。
【オナ禁てな〜に?】
簡潔に言ってしまうと、「自慰行為」を一切しないというものだが、これが非常に辛い。
挑戦したことのある男性は理解してくれると思うが、自慰行為が習慣化しているとその快楽から抜け出すのにはとてつもない精神力を浪費するのだ。
高橋名人がオナニーは1日1時間て言ってた気がするが、今世間を騒がせている新型コロナウイルス(旧型は知らん)の影響により、家にいる時間が増えている。
それによって、オナニーと向き合う時間のアベレージが上がっている男性も多いだろう。
もはや「おうち時間」ならぬ「おちんちん時間」になっている事だろう。
まったく、「ちんこ」との「社会的距離」を保って頂きたい。
話が脱線してしまい申し訳ない。
拙い文章ではあるが、オナ禁の辛さを理解できただろうか?
ではここからは、苦行を乗り越えた者しか獲得する事のできない「メリット」について話していきたいと思う。
まずは「肌が綺麗になる」ということだ。
私が始めた理由はこれだ。(美肌なら多少ブサイクでも何とかなると思っている)
なぜ、オナ禁で肌が綺麗になるのか?
それは、射精に伴いホルモンバランスが乱れ、その影響により肌荒れを引き起こし、ニキビができてしまうというのが、オナニーのデメリットであり、それを禁ずることにより、射精によって無くなった精子を作るためのタンパク質や亜鉛などが肌のターンオーバーに行き渡り、美肌に繋がるということなのだ。
諸説はあるようだが、私は正しい情報だと思う。前までニキビができても治るのが遅かったが、ここ最近は明らかに治癒速度が上がっている。さらに、肌が若干白くなっている。ここまで顕著に現れるのは少し驚いた。
あと、いつも左目だけ一重だったのがいつの間にか二重になっていた。むくみが酷く最近は両目が二重になる事はあまりなかったが、これもオナ禁の影響なのだろうか。少女漫画のキャラクターになった気分だ()
更にオナ禁の力は恐ろしいもので、どうやら女性にモテやすくなるらしいのだ。
これは、オナ禁によって分泌されるテストステロンという成分が関係しているようだが、実際これはどうなのか分からない。
ただ、口コミではモテるようになったとか、女性から話しかけられた、などの情報も寄せられているようだ。
都市伝説的な話ではあるものの、期待に胸を膨らませておくとしよう。
他にも様々なメリットはあるようなので、興味があったら調べてみてほしい。
ここからは、オナ禁の経過を書いていく。
1日目
昨日のうちに、アパートの隣部屋に住んでいるセフレと2発かましてきたので、射精欲はそんなに無い。朝勃ちは普通にしたが、トイレ以外でちんこを触ることは無かった。
2日目
若干ムラついてきた。早くも射精衝動に駆られる。しかし、今日はオンライン授業の日なので朝から夕方までしっかり勉強した。疲れからか、その日はすぐに寝てしまった。
3日目
もう、オナ禁やめよ。そう思わざるを得ない。
精子が作られているのがわかるほど、下半身は熱くなっていた。触ったら最後。いつの間にか丸山れおなを見て自分磨きを始めている事だろう。深呼吸をして間を置き、筋トレに勤しんだ。ダンベルを持ち上げている最中も股間の硬さは健在だった。何を書いてるんだろう俺は。
4日目
ムラムラする。あー辛い。
昨日ほどではないがムラムラする。
Twitterに流れてくるグラビアアイドルの画像でオナ禁が止まりそうなので見るのをやめた。
まとめサイトでも見るか……。
やたらおっぱいを強調する広告やエロよりの出会い系アプリのバナーが多いのでまた見るのをやめた。
そして私は悟った。
この世にエロは溢れてる。
やがて私は考えるのをやめた。
というのが一連の流れだ。
挫けそうになりながらもまだ続けられている。
ちなみに私は1週間だけの短期オナ禁をしている。
テストステロンというのは7日目がピークを迎え、8日目以降は下がっていく傾向にあるので、1週間程度が望ましいようだ。
自分の場合、射精=オナ禁ストップだと考えている。なので、セックスでもリセットされるということだ。その気になればオナニーなんてしなくても射精はたくさんできるので、そこは甘えずに、セクリセ方式を取る。
できる限りセックスで射精をしたいが、時期が時期なので、新規の出会いは難しいだろう。私もコロナにかかって周りに迷惑をかけたくない。
しばらくは、馴染みである隣人のセフレと関係を深めていこう。お互いに引きこもりなのでウイルスを持っている可能性は低いだろう。
持ってたらやばいな。なんなら今隣にいるが?
昨日録画したアイアンマン見てるが?
ムラムラしてくるので早急に家へ返したいと思う。
明日のタイトルが1日目になっていたらそういうことだから。把握よろしく。できる限り欲望に従うのは避けたい反骨精神の塊なので、恐らくは耐えていることだろう。
とりあえず、ロバート・ダウニーJrはカッコイイ。おやすみ。